卓球の試合前に行いたい練習メニュー

試合が近づいてくるとどんな練習をしていいのかわからない人も多いと思います。

そこで今回は「卓球の試合前に行いたい練習メニュー」をご紹介します。

1.オールの切り替えし

卓球の試合前の練習方法として、2パターンがあります。

オール練習や試合練習を行うパターンの人と、徹底的に基礎練習をやり込むパターンの人です。

オール練習や試合練習をするという人はより実戦に近い状態での練習ができます。

練習の中で出てきた自分の苦手なパターンを、ギリギリまで練習できるというメリットがあります。

基礎練習をやり込むという人は自分の感覚を確かめるという意味で大事な練習方法です。

私はこちらの基礎練習を重視して行いますので、今回は私が試合前に必ず行う練習メニューを紹介します。

基礎練習とは、オール練習ではなく基本的なパターン練習などをやります。

私の場合はオールの切り替えしを毎日行います。

最初にオールの切り替えしを行う理由として、第1に集中力を高めるためです。

単純な練習メニューではありますが、ミスをしないように集中して全部を返すようにしています。

オールにくるので瞬時に判断し反応しなければなりません。

基本的にはミートで打ちますが、ドライブを入れたりボールの強弱・緩急をつけ、自分でやりにくい状況をつくったりすることも効果的だと思います。

2.サーブレシーブ

サーブ練習は試合前に必ず取り入れたいメニューです。

試合が近くなって時間がない中でも、20分くらい時間をとっても十分だと思います。

サーブ練習だけでなくレシーブ練習も同時にします。

自分がサーブの時は相手にどんなサーブを出してもらいたいか、自分がレシーブの時は苦手なサーブを出してもらい、コースや回転も自分で工夫して変化をつけましょう。

サーブを出してもらう時はコースや長さなど細かい指定をすると、レシーブがもっと上達すると思います。

相手によって出すサーブも違い、回転量も違ってくるので、できるだけ多くの人のサーブを受けられるのが理想です。

このレシーブ練習のときに必ず練習してほしいことが2つあります。

1つ目はフォア前、バック前、ミドル前の3点の台上処理です。

3点バラバラに短いサーブを出してもらいストップ、押すツッツキ、横回転を入れたツッツキ、フリックで返す練習をすることにより、3球目攻撃されにくくなります。

レシーブからの2球目攻撃の練習にもなります。

2つ目は中途半端なサーブに対してのレシーブです。

卓球の試合では中途半端なサーブを出されることが多くあるので、それに対しての練習は試合前に必ずしておくべきです。

台から出るのか出ないのかの判断を素早くする必要があります。

出そうで出ないボール、短くても伸びてくるサーブに対しての対応を、普段の練習でも意識するようにしましょう。

3.ドライブ練習

この練習は攻撃力を強化するため、今一度ドライブの感覚を再確認することを目標として行います。

相手にブロックしてもらって連続ドライブをします。

コースは1コースで行うようにしていますが、フォア(バック)の半面でできるだけばらばらに振ってもらい、少しずつ動いて自分にとって1番打ちやすい場所で球を捉えます。

強打対ブロックとも言われるこの練習は、ドライブの安定感が身につく練習方法です。

また、相手にとってもブロック練習になるので、自分がブロックのときもミスをしないように気を付けましょう。

ブロックが上手い人はこのブロック練習をやり込んでいます。

みなさんもこの練習をやり込み、ブロックの上達も一緒に目指しましょう。

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