卓球の戦型の種類と選び方について
卓球の戦型の種類には大きくわけて二つの戦型があります。
卓球人口の中で一番多いのは攻撃です。
戦型の他に握り方の違いで、シェークハンドとペンホルダーにわかれますが、基本的にはシェークでもペンでも戦い方はあまり変わらないので、今回はまとめてご紹介したいと思います。
1.攻撃
まずは卓球の定番でもある攻撃マンの紹介をしますが、一言で攻撃と言っても攻撃の中でも何種類かの戦型にわかれます。
まずは裏裏の攻撃マンです。
スピードドライブやループドライブができるため、前陣だけでなく中陣や後陣でも打つことができます。
この戦型は卓球人口の中で一番多い戦型であり、おそらく誰もが最初はこの戦型を練習するのではないでしょうか。
卓球をはじめたばかりの人はまず入り口として裏裏ラバーから始めるのがメジャーです。
回転かけるのが得意な人、ラリーが上手な人がむいていると思います。
そして裏表、表裏、表表といった表ラバーを貼った前陣速攻型です。
フォアは裏、バックは表、又はフォアは表、バックは裏という片面に表を貼っている場合と、両面表といった3種類のパターンがあります。
表の特徴としてはミート打ちが主体となるため、回転よりもボールのスピードが速くなるので、瞬時の判断が求められます。
表はドライブがかけられないので前陣速攻とも言われています。
そのため動体視力が優れている人が表ラバーを使う戦型にむいています。
そして最後に粒高ラバーを使った戦型です。
表ラバー同様前陣でのラリーが求められるので、台から離れずにプレーするスタイルです。
裏ラバーや表ラバーとは違い守るスタイルが主体となります。
粒高ラバーは回転が基本ナックル(無回転)ですが、最大の特徴として相手の変化を別の回転で返すことが出来ます。
相手が回転をかければかけるほど、自分は逆回転で変化をつけて返すことが可能です。
粒高ラバーは上達するまでに相当な時間がかかるので、根気強く練習する必要があります。
ですので器用な人、向上心のある人にはもってこいな戦型です。
私も裏粒でフォアはドライブで攻め、バックは粒で守る、というプレースタイルです。
粒だけの変化では慣れられると厳しいのと、バックでは打てないので、反転をして裏で攻撃します。
バックは基本的には守りなので、いきなり反転して裏で返すことにより、ボールのスピードが速くなり相手のふいをつくことができます。
難しい戦型の為反転をして変化をつけたり自分の回転で返すまでには相当練習する必要がありますが、あまりいないので対策はしにくいという傾向があります。
この戦型は相手にとってはとても、やりづらい戦型です。
2.カットマン
カットマンは攻撃以上にフットワークが必要な戦型です。
ツッツキがメインであり、あとは打たれたボールをひたすらカットで粘ります。
攻撃よりも長いラリーになるため、我慢強い人に向いている戦型です。
後ろで下がってカットをするため、前後の動きがメインです。
カットマンは基本的には下回転を多く出し、ドライブはしません。
ですが最近は後ろから前に走ってきて攻撃をするカットマンも増えてきています。
攻撃型カットマンはかなりやりづらく対策もしづらいので、カットマンとして上達を目指している人は、攻撃の練習も取り入れてみるといいと思いますよ。
以上、ご紹介した通り卓球の戦型には細かくわけると多くの戦型があります。
自分がどんな性格なのか、何をしたいかなどを明確にして、上達にむけて正しい練習方法で毎日の練習を頑張ってくださいね。