卓球の試合の進め方
卓球をはじめたての初心者の方で、試合の進め方をいまいち把握出来ていないという人は多いかと思います。
初めて卓球の試合に出る方のために、試合の進め方を紹介していきます。
1.用具の確認
ベンチをでたらまず審判にラケットとゼッケンを見せます。
これは卓球の公式のマークがラケット、ラバー、ゼッケンに正しく入っているかを確認するためです。
このときにラバーが欠けすぎていたり公式マークが消えていたりするとルールに引っかかり、棄権を求められることもあります。
2.ラケット交換
審判にOKをもらったら台の真ん中、ネットを挟んで審判の前で相手と向かい合って立ちます。
お願いします、とお互い一言かけ、ラケット交換をします。
ラケット交換をするときは相手にはグリップ側を差し出し、自分も相手のラケットのグリップ側を持ちます。
ラバーに直接触れるのは避けてください。
次にジャンケンをしてサーブ権を決めます。
勝った方はサーブかレシーブを決められ、負けた方はコートをどっち側にするか決められます。
ほとんどの人がコートはそのままでやることが多いです。
3.練習
試合の前に2分間の練習時間があります。
練習と言ってもほとんどがフォアのクロス打ちです。
ボールの感覚、台の弾み具合、ラバーと台の相性を確かめます。
その日の湿度や温度、天気でも大きく変わってくるため、2分間で合わせる必要があります。
4.試合
2分間の練習が終わると、いよいよ試合に入ります。
練習が終わった時点で審判が手を上げますので練習をやめ、サーブの人にボールを渡して台にラケットを置きます。
そしてもう1度挨拶をしますが、今度は相手→主審→副審→ベンチにむかってお願いします、と言います。
卓球の試合の進め方ですがサーブは2本交代、タオル休憩を6の倍数のときにだけ許されます。
基本的には11点で1セットをとり、3セットか5セットマッチです。
3セットマッチは先に2セットを、5セットマッチでは先に3セットをとった方が勝ちになります。
10-10になった場合はどちらかが先に2点をとった方が勝ちとなります。
5.タイム
タイムは1セット毎にあり各1分間です。
セット間とは別に1試合に1度ずつタイムがとれます。
これも1分ですが、セット間とは違いタイムをとった方が台に戻ってきたら、片方の選手も戻ってこなければなりません。
卓球の試合の進め方は他にも細かいルールがたくさんあります。
卓球が上達すると試合の進め方も自然と身に付くと思います。
試合練習などを練習中にして、上達を目指して試合慣れしておきましょう。
試合前にはラケットやラバーの確認をしておくこと、スペアラケットを持っておくこともおすすめします。
試合中のアクシデントでラケットが折れたりする場合もあるので、そうなったときにスペアがないと棄権となってしまいます。
スペアラケットの準備は必ずしておいてください。