家でできる卓球のフットワークが上達する練習メニュー
卓球をやるにあたってフットワークは必然ですし、これに関しては家で一人でも練習できます。
というより球は必要ないので、家で練習した方がいいでしょう。
卓球をやるにあたって足の動きは基礎中の基礎ですからね。
そこで、卓球の家でできるフットワークが上達する練習メニューをご紹介します。
1.足元を見ながらゆっくり
卓球初心者の方はいきなり周囲を真似てみてもうまくはいきません。
小学校の頃一度は「反復横飛び」をやりましたよね。
卓球のフットワークとは要は「反復横飛びの線を一本減らした」ものです。
自分の足の動きを見ながらゆっくり1、2、1、2、1、2…という風に声に出して数えながら確実に、一回一回足を止めながら動いていきます。
最初の段階ではゆっくりでいいので確実に、自分の足の動きを見ながら身に付くまで行いましょう。
2.鏡を見ながら
卓球というのは他のスポーツとは違って、あまり激しくは動きません。
その分正確さが求められますし、少しのブレが命取りになります。
私が指導しているチームの子供たちも、上半身と下半身がバラバラになってしまいがちです。
それは基本である足が上半身の動きについていけていないからです。
それを解決しなければと思い、思いついたのが全身鏡やガラス窓を見ながらのフットワーク練習です。
いくら足が大切だといっても、足だけできたところで卓球は上達しません。
全身を見てラケットを振りながら、エア卓球をすることによって、家にいながら簡単にフットワーク練習ができちゃいます。
あとは親やコーチ、仲間に、卓球しているところやフットワークだけの動画を撮ってもらい、それを家で見ながらフットワーク練習するのもいいと思います。
3.反復横飛び
実は卓球をやっている人は反復横飛びが得意です。
歩幅、スピード、正確さ、どれをとっても他の競技には負けていません。
それは普段の練習でフットワークをやっているからなのです。
だから逆にフットワークを上達させたいと思ったら反復横飛びを練習し、得意分野にすればいいのです。
反復横飛びなら家でもできますし、毎日20秒でも30秒でも練習すればそれだけで随分変わりますよ。
私自身、練習でのフットワーク練習は嫌いでした。
ですが家ではタイムを測り記録し、毎日の変化が数字としてでてくるので楽しかったです。
実際それで、フットワークも軽くなりましたし、目に見えて足の動きも早くなりました。
俊敏性や瞬発力を必要とする競技ですから、学校やクラブでのトレーニングで反復横飛びを取り入れているところも多いみたいですね。
フットワークを苦手としている方は、是非試してみてくださいね。
卓球は大きい動きが少ない分、細かい動きが求められます。
上級者の方は今の練習の他に、体幹トレーニングで体の軸がぶれないように鍛えましょう。
今回紹介した練習をする上での注意点は、足の動きとボールを打つタイミングがバラバラにならないようにすること、上半身と下半身が別の方向をむかないようにすることの2点です。
家でできるフットワーク練習をやり込み、今よりもっと卓球が上達するように頑張りましょう。