失敗しない卓球のラバーの張替え方
卓球ラケットのラバーは使っている内に劣化してきますので張替えが必要です。
これは試合だけでなく練習メニューでの上達にも影響してくる重要な要素です。
「失敗しない卓球のラバーの張替え方」を押さえて適宜行いましょう。
1.ラバーの張替え手順
卓球プレイヤーのラケットは武士の刀のようなもの、ラバーの張替えも自分で出来るようにならなくてはなりません。
しかし適当に張替えるとラケットの状態も悪くなり、練習メニューなど技術の上達にも影響してきます。
正しい方法を知って使いやすいラケットを手に入れましょう。
1.古いラバーを剥がす
ラケットの木目が剥がれてしまわないように気を付けて下さい。
スポンジが古くなっていると残ることもあるのでゆっくり丁寧に剥がしていきましょう。
2.接着剤
ラケットの汚れやスポンジかすをしっかり落としたらラケットに接着剤を乗せます(ラバーに塗るタイプもあります)。
接着剤はラケットの一部に乗せて、そこからスポンジなどで全体に伸ばします。
ムラなく面全体に塗れたら接着剤が乾くのを待ちましょう。
3.ラバーを貼る
グリップの中央に合わせてラバーを貼り合わせます。
ズレたり木目が見えている部分が無いことを確認して、ラバーの上から押し合わせていきます。
このときグリップに近い方からせり上がるように押し付けていくとムラになりにくいです。
しっかり貼れたらラケットを裏返しにして、ハサミで余分な箇所を切り取っていきます。
面を掴んでラケットを回すように切断していくとキレイに切り取ることが出来ます。
2.古いラバーを使い続けると
ラケットを使い続けるとシートがこすれ、引っかかりが悪くなり回転がかけにくくなります。
更にスポンジの弾力も落ちてくるため、ボールがバウンドしにくくなります。
酷いものになるとラバーが反りかえってしまいますが、あってはならないことです。
技術の上達にも影響しますので練習メニューの中で「プレーに違和感」を感じたらラバーの状態を疑ってみましょう。
3.張替えの目安
一般に「張替え目安は練習80時間」といわれており、週に2~3回の練習なら2~3ヶ月経ったら張替えるようにしましょう。
前回の張替え日時のメモをラケットケースに入れておくと忘れにくいかも知れません。
しかし使い方や普段の手入れにもよるので普段からラバーの状態には気を配りましょう。
ラバーのチェックを怠らず必要なら張替える、道具へ関心を忘れないことは卓球でも重要です。
新品ラバーの張替え直後は慣れるのに時間が必要なので、卓球の試合が近い場合は余裕を持ちましょう。