卓球のダブルスサインの出し方
卓球のダブルスは相性が重要ですが、同じくらいサインも重要になります。
サインがないダブルスはほとんどないくらいサインは一般的に出すものとされています。
そんなダブルスのサインの出し方を、サーブとレシーブにわけて特徴と一緒にご紹介していきます。
1.サーブ
サーブのサインは基本的にサーブの次のボールを打つ人、つまり3球目を打つ人が出すことが多いです。
これはサーブから3球目攻撃に持っていくため、自分が1番打ちやすいボールで返ってくるようにサーブを決めることができるからです。
卓球のダブルスのサインは下、上、ナックル、横の4種類を決めておきます。
横下や横上サーブは横と下、横と上を組み合わせて出すことが多いので、特別決めておく必要はありません。
次にサーブを出す位置ですが、ラケットを卓球台に見立ててラケットの手前と奥を3つにわけ、そこを指さします。
例えば、手前の真ん中を指さしたらミドルに短いサーブ、奥の真ん中だったら長いサーブ、といった要領です。
ペアによっては中途半端な長さもサインに入れてくる場合もあります。
大体はこのやり方で卓球のサーブのサインを出しているペアが多いです。
サーブの種類が多いペアはその分3球目のパターンも多くなるので、もちろん有利になってきます。
2.レシーブ
次にレシーブのサインの例を挙げていきましょう。
レシーブのサインもサーブのサインと同じく、ラケットを卓球台に見立てて出します。
レシーブの場合はレシーバーがサインを出すことが多いです。
2球目攻撃で攻めるサインやツッツキで繋ぐサイン、押すから打って、といったサインがあります。
ただ、レシーブのサインの場合はあえてサインを出さないペアも多くいます。
相手にどんな種類のサーブがあるのか、どこに多くくるのかがまったく予測できない為です。
サーブに比べレシーブは出さなくてもあまり問題はありません。
ペアを組みたての頃は、お互いがどんなレシーブを多用するかを知ることができるので、出しておいた方がいいかもしれませんね。
何度も練習や試合を重ねることでお互いみえてくるものがあるかと思いますのでたくさん練習し、サーブ・レシーブでポイントを取れるまでに上達することを目標にしましょう。
ダブルスのサーブ・レシーブのサインは、卓球の上達の度合いによって変わってきます。
練習を重ねお互いのサーブ・レシーブの回転量や頻度、癖などを知っていく必要があります。
もちろん相性も大事ですが、お互い上達の度合いが同じくらいでないとダブルスで勝つことは正直難しいのです。
ですが慣れてくるとパートナーがどんなボールを好むのか、どんなボールが苦手なのかがわかってきます。
ダブルスのサインはあらかじめある程度は決めておく必要がありますが、試合では何が起きるかわからないので、臨機応変に対応していきましょう。