卓球のフットワーク時間の目安
皆さんは卓球の練習の中でフットワーク時間はどのくらいとっていますか?
最初の10分しかやらない人、ほとんどやらない人、練習中ずっとやっている人、それぞれだと思います。
そこで、私が卓球の練習の中でフットワークの時間をどのくらい使って練習しているかを、試合前・試合後にわけてご紹介したいと思います。
1.フットワークの重要性
なぜフットワーク練習を多くやる人がいるのでしょうか。
試合になると練習で使っているフットワークは使いませんよね。
ですがフットワーク練習は大事だと言われています。
それはフットワーク練習をすることで、どこにどんなボールがきても基本の位置に戻ることができるためです。
卓球の基本は打ったら戻る、です。
この卓球の基本を守るためにも、フットワーク練習で動きを身体に覚えさせる練習時間をとることが必要なのです。
また、卓球は足を常に動かしていなければいけないので、試合で足を使っても疲れないよう練習しておく必要があります。
2.試合前
試合前と言っても試合直前ではなく、試合と試合の間に1か月以上の感覚があるときの練習時間です。
私が実践していた練習方法は、多球ではなくほとんど一球練習でした。
基本的な卓球のフットワークは30分ほどの時間をかけます。
10分で2種類くらいのフットワークを3セットほど行います。
基本的なフットワークとしては、フォア2本バック2本、フォア1本バック1本フォアミドルそれぞれ1本ずつなどがあります。
他にも自分は回り込みが苦手というのがあればフォア1本バック2本の2本目を回り込んでフォアで打つなど、自分の苦手を少しでも克服し上達できるようなフットワーク練習を取り入れましょう。
卓球のフットワーク練習では足を動かすことが目的なので、時間をかけて大丈夫です。
次に多球練習を20分ほど行います。
多球練習は一球練習と比べよりきついフットワーク練習をおすすめします。
試合直前はあまりオール練習をせずに、調整練習としてフットワークや基礎練習を多くやると調子があがりやすくなるかと思います。
2.試合後
試合後は試合での反省点を練習する必要があるので、フットワーク練習は最初の20分ほどに抑えます。
残りの時間は反省点やオール練習の時間を多くとりましょう。
これは試合前試合後に共通して言えることですが、サーブレシーブの練習も混ぜてください。
試合前は特にサーブの練習が必要になってきます。
サーブは試合で一球目攻撃とも呼ばれ、攻撃選手にとってもカット選手にとっても大事な1本です。
レシーブ練習はどちらかというと試合後で、ミスが多かったレシーブの練習をしましょう。
試合がしばらくない期間はゲーム練習をして定期的に試合をする機会をつくり、自分の苦手を発見しましょう。
また、新しいサーブを覚えるにもこの期間が適切です。
サーブの上達のためにはサーブ練習が必須なので、サーブ練習はフットワークと同じくらい時間をとって練習してください。