卓球のスマッシュでオーバーミスが多い原因
卓球をやっている人は攻撃マンカットマンに関わらずスマッシュをしますよね。
中でも攻撃マンにとってスマッシュはその後の試合展開を左右する、絶対に決めたいとても重要なものです。
でもなかなかスマッシュが決まらず、思ったよりも上達しなかったりよくオーバーミスをしてしまい卓球の試合で負けてしまうという人もいるかと思います。
そんな人に知っていただきたいスマッシュのオーバーミスを減らす方法やスマッシュのコツをご紹介していきます。
1.オーバーミスの原因
スマッシュのオーバーミスはラケットの角度が合っていないから起こります。
卓球は特にラケットの角度が重要であり、どんなにきれいなフォームでも角度が合っていなければ入るボールも入りません。
卓球のラケットの角度が上を向きすぎているとスマッシュボールに限らずオーバーミスをする原因となります。
握った時に手首が自然な形になるようにあまり上をむきすぎないようにグリップをしっかり握りましょう。
特にナックルボールに対しては少し回転をかけて返さないと角度が合っていてもオーバーミスをしてしまいますので注意してください。
次に考えられる原因として力の入りすぎです。
100%の力でスマッシュを打たなくていいので、相手のボールの回転やスピードを利用して7割くらいの力で打つようにしましょう。
特に試合になると緊張して誰でも力が入ってしまいます。
ですから普段の練習から100%の力で打つ練習をするのではなく、7割くらいの力で打つ練習をして体に覚えさせるように心がけてみましょう。
また、狙いすぎという理由も考えられます。
卓球台は広いようで狭く、スマッシュであまり端を狙いすぎてはオーバーミスをしてしまうので、上達のために普段から台の真ん中の白いラインを狙うようにしておくと、とっさの時に判断しやすくなります。
試合では瞬時の判断が必要になってきますので、即座に判断し対応するように普段の練習から打つ場所を決めておくことが大切です。
2.スマッシュのコツ
意外と知られていないのですが、スマッシュを打つときには肘の位置も大切です。
スマッシュは肘をあげるとうまく打てずにオーバーミスしてしまいます。
肘を支点にスマッシュを打つとオーバーミスをしなくなります。
その他に大事なのは打点です。
スマッシュを打つときの打球点は遅ければミスの原因となってしまいますので、台についてすぐか頂点で捉えるとミスが減ります。
卓球のスマッシュはコースももちろん大事で、相手が待っているところに打っても簡単にブロックされてしまいます。
普段の練習から、試合でスマッシュのオーバーミスで失点しないために、今よりもっと上達するために、常に試合を意識した練習をしていきましょう。