卓球で必要な反射神経の鍛え方
卓球上達のためには反射神経は必須ですよね。
卓球で必要な反射神経を鍛えるための練習はたくさんありますが、今回はトレーニング方法を紹介したいと思います。
1.転がしトレーニング
トレーニングとして卓球の反射神経を強化できる方法があります。
まず2人1組になり、1人が床に座り足を伸ばして両手を足の上に置いておきます。
座っている人は何があってもその場から動いてはいけません。
もう1人は座っている人の背後の少し離れたところからボールを転がします。
転がすときは転がすことを伝えずに、黙って転がしてください。
何か関係ない話をして相手の気を逸らしてみるのもいいかもしれません。
このボールはなんでもいいのですが、卓球のトレーニングなのでピンポン球で行った方がいいかもしれませんね。
転がってきたボールは座っている人の右か左かどちらか一方にきますので、これを素早く反応して拾います。
これを左右ランダムに行います。
自分が座っているときはその場から動けないので、自分の手の届かないところにボールがいってしまう前に掴みましょう。
自分が転がすときはできるだけランダムに、タイミングをずらして転がすようにしましょう。
たまに2つの球を一気に両方に転がしてみるのもいいかもしれません。
このトレーニングは卓球で必要な反射神経を鍛えることもできますし、同時に集中力も鍛えることができます。
小さいボールがどこにくるかわからないので、よほど集中していないと見逃してしまいますからね。
たまに身体から少し離れたところに転がしてみると、見逃す場合がありますので、いたずら心でやってみても楽しいかもしれませんよ。
2.指示だしトレーニング
これは他のスポーツでもよく見るトレーニングです。
何人かで横一列になって並び、1人が並んでいる人たちの前に立ち指示役をやります。
並んでいる人たちは合図がなったらその場で走るように足踏みをし、指示役が右を差したら右を、左を差したら左に身体をひねります。
上を差したらジャンプをしながら上で1回手を叩き、下を差したら1回腕立てをします。
これを大体30秒くらい、休憩を挟みつつ2、3セット行います。
下の腕立てはやりすぎると膝を痛める場合がありますので、あまりやりすぎないようにしましょう。
大体1セットに2回くらいでよろしいかと思います。
以上ご紹介したトレーニングはほんの一部ですが、1では卓球に必要な反射神経と集中力、2では反射神経と持久力が身に付きます。
トレーニングはきつくて辛いものばかりでなく、たまには1で紹介したような楽しみながらできるトレーニングも取り入れてみると、卓球もさらに上達するかもしれません。
練習だけでなくこういったトレーニングでも自分の技術の上達に繋がりますので、真剣に、尚且つ楽しみながら行うようにしましょう。