卓球の台上処理が上達する練習方法
卓球の台上処理には様々な種類や練習方法がありますが、今回は主となるツッツキ・フリック・ストップの3種類をご紹介します。
1.ツッツキ
レシーブは2球目攻撃とも言われます。
ですがレシーブから決める必要はありませんし、台上処理というのはあくまでも自分にとって試合を有利に運ぶための技術の1つです。
台上処理で得点を決めにいくのではなく、得点するための攻撃の第一弾だと思ってください。
ツッツキの練習はひたすらツッツキ対ツッツキの練習をするのみです。
このツッツキ対ツッツキの中で意識を変えるだけで台上処理は上達するはずです。
まずはこの練習の中でミスを減らしましょう。
ツッツキミスは凡ミスとも言われ、何よりももったいないミスです。
点数をとりにいくわけでなくただボールをつなげるだけの技術なので、続けるためのボールでミスをしてはもったいないですよね。
ツッツキに関しては多球練習をする必要はないので1球練習で50本でも100本でもどんな相手とでも、簡単に続くように練習しましょう。
2.フリック
ストップ対ストップのとき、どちらかが攻撃をしかけなければ打ち合いにはなりません。
そういうときは長いツッツキをするか、フリックでしかけていきます。
長いツッツキの場合はそのまま長くツッツキを送ればいいのですが、フリックの場合は日頃から練習していないと難しいです。
このフリックの練習方法として、最初は多球でストップを出してもらい、それをフリックするという方法をおすすめします。
多球で行う理由としては、感覚を掴むためです。
フリックで大事なのはラケットの角度、そして手首の使い方であり、多球練習でその感覚やコツを身に付けます。
多球なので最初はミスをしても構いませんから、どんどんストップボールに慣れていきましょう。
だんだん入るようになって感覚がわかってきたら、1球練習で行います。
実際にストップ対ストップをしていて、どちらかがフリックをします。
そこからは実戦と同じようにラリーをします。
フリックはどちらかというとバックの方がうまくできる人が多いと思います。
フォアのフリックはもちろんですが、ミドルにきたボールもうまく返せるように練習しましょう。
またコース取りも重要になってきますので、確実に入りそうなコース、相手の嫌がるコースを狙うことも日頃の練習から取り入れていきましょう。
3.ストップ
フリックの練習方法としてストップ対ストップをご紹介しましたが、ストップに関してもツッツキ同様実際に1球練習として行った方がいいと思います。
ストップをやるときに気を付けることは、ボールを押さないことです。
その名の通り「止める」ことですので、やたらラケットに強く当てたり押し出したりはしません。
ただラケットに優しくあてるようにし、あとは角度を調整して狙ったコースに打ちましょう。
いかがでしたでしょうか。
卓球の台上処理はラリーにもっていくための重要な前段階ですので、しっかり練習しましょう。
練習の最初に台上処理からはじめるのも1つかと思いますので、卓球がもっと上達したいと思っている方は是非意識して練習してみてください。
凡ミスをしないよう毎日の練習から意識していけばきっと今以上の上達が目指せますので、今回ご紹介した練習メニューも取り入れてみてくださいね。