卓球の攻撃力が上がるオールフォアの練習メニュー
卓球を上達させるためにはオールフォアの練習は欠かせません。
フォアの技術を無くして試合には勝てないと言っても過言ではないでしょう。
そこで皆さんに見てほしいのが「卓球の攻撃力が上がるオールフォアの練習メニュー」です。
私が普段の練習でやっているフットワーク練習をご紹介します。
1.フォア、ミドルの2点練習
卓球を始めたばかりの人に、いきなりフォアとバック2点でのオールフォア練習といっても難しいと思います。
タイミングも、足の動きも、掴めないですよね。
そこで私がおすすめしたい卓球のオールフォアが上達するための練習方法は、フォアとミドルの2点でのフットワーク練習です。
練習の最初には毎回必ずこれをやります。
ラリー50本、続いたら100本、と自分で回数を決めます。
ただ最初は足を動かすことが目的なので、100本以上はやらなくてもいいと思います。
そして足が動いてきたなと思ったらどんどんスピードをあげ、強く打つようにします。
かなりの集中力を必要としますので、卓球のオールフォアが上達する練習メニューとしてだけでなく、集中力を培う練習としても用いられています。
2.フォア、ミドル、バックの3点練習
卓球のオールフォアの練習として3点練習というものがあります。
この3点フットワークは先ほどよりも難易度はあがりますが、先ほど紹介した2点フットワーク練習ができていれば難しくはありません。
フォア、ミドル、バックの3点に送ってもらい、動いて全部フォアで返します。
卓球の、オールフォアの練習に限らずフットワーク練習では、気を付けるべきポイントがあります。
動きながら打つのではなく、動いて自分の1番いいところで球を捉えるようにしましょう。
動きながら打つと逆を突かれたときに、瞬時に対応ができなくなってしまうためです。
いつ想定外のことが起きるかわからないので、常に次の展開を先読みして対処できるよう、一点だけに集中することなくまんべんなく注意を向ける癖を日頃からつけておくと、上達への近道となりますよ。
3.多球練習でオール
この練習は先ほどの2つの練習と比べるとかなり難易度が上がります。
最初の段階ではフォア3分の2に出してもらったミートボールを動きながら返します。
そんなに回数をこなしていない状態でしたらミスはそこまで気にせず、入れることよりもボールに反応することを目標にしましょう。
徐々に○分間でミスは○回までと自分の中で決め、ミスを減らしていきましょう。
次の段階では、3分の2に出してもらうのは同じで、ドライブで返すようにします。
ツッツキをドライブ又は先ほどと同じようにミートに対してドライブをします。
最終的にはゆっくりでいいので、オールに出してもらったミートボールをオールフォアで動いて打てるようになるのが理想です。
打っているうちに下がってしまう人がいますが、これは中陣や後陣のように後ろで打ってしまうと、自分のいる位置から遠いところにボールがきてしまうと反応できない場合があります。
後ろに下がっている分動く距離が長くなってしまうからです。
他のフットワーク練習にしてもそうですが、あくまでフットワーク練習は横の動きを強化するための練習なので、後ろに下がらないよう気を付けましょう。
以上の練習を取り入れ、卓球のオールフォア練習をやり込んで今以上の上達を目指しましょう。