卓球のダブルスで勝つために必要なサイン
卓球以外でもそうですがダブルスではペアの息が合っていなければ勝つことは難しいです。
そのために重要なのがサイン、どんな考えがあるか伝える上で重要になります。
この記事をもとに「卓球のダブルスで勝つために必要なサイン」を考えてみましょう。
1.サインが必要な場面
卓球のダブルスでは最低でもサーブ、出来ることならレシーブのサインは用意しておきましょう。
どちらもパートナーに打球を繋ぐ上で重要な場面ですから、しっかりと伝えたい所です。
伝達がスムーズになるようにわかりやすいものを数パターン用意しましょう。
1.サーブでは
サーブがロング・ショートどちらかで相手の返球が変わってきます。
もう1つ、どんな回転(下回転、ナックルなど)をかけるかも決めましょう。
「どこ(ロング・ショート)に→何回転を打つ」かが伝わればパートナーも動きやすくなります。
2.レシーブでは
右左どちらにレシーブするつもりなのか伝えるためのサインが必要です。
例えばバックハンド寄りに立てば相手はフォアハンド側にサーブすることが出来ますのでクロスにレシーブするつもりで「左」と伝えることが出来ますし、自分がどちらに避けるかも予想ができます。
とは言え想定通りにいかないこともありますので例外への対応も用意しておきましょう。
1.わかりやすいサインを用意
伝達ミスが無いサインを用意することも卓球のダブルスでは重要です。
一例ではありますが、指の数で内容を決めるとパートナーが見間違えることもあります。
なので立てる指に伝達内容を用意しておくと伝達ミスが起こりにくいでしょう。
1.サインの例
例えばサーブならば「手の甲を見せたらショートサーブ」「親指を立てたら下回転」などはどうでしょうか。
レシーブならば「手の平を見せたら攻撃に繋ぐ」「小指を見せた方向に打球する」などです。
この辺りは試合形式の練習でも実際に使いながら見やすいサインを考えましょう。
2.サインを出すタイミング
疲れてくるとサインを見逃しやすくなるので「サインを出すよ」という合図も必要かも知れません。
例えば「ラケットを2回叩いてからサインを出す」など合図を統一しておきましょう。
試合の流れを阻害しないためにもサインに時間はかけないようにしましょう。
トップクラスでサインを使わないペアも見ますが、卓球のダブルスは複雑ですから用意しておくにこしたことはないです。
最後に、当然ですが相手にサインを見られては戦術を読まれてしまうので見えないように発するのを忘れてはいけません。